ハワイ州観光局はオアフの観光客数を削減する内容の観光管理計画を承認しました。
同様の計画はすでにマウイ、カウアイ、ハワイの各島で承認されているのですが、観光の中心であるオアフ島での承認はかなり大きな影響になるということです。
これは、「Oahu Destination Management Action Plan」(オアフ・デスティネーション・マネージメント・アクション・プラン)と呼ばれる計画で、観光客向け宿泊施設の数の管理、土地利用、用途別区画、空港政策の改正などに目標を設けて達成に向け尽力していくというモノです。
観光局がホノルル市や地域の住民コミュニティ、観光業界と協力してまとめられてきたもので、「地域住民が不満を感じていると、観光客もそれを感じ取ってハワイで良い体験をすることができなくなる。」という懸念から、現状を改善するために今後3年間で何を行って行くかを取りまとめていきます。
6月に本土の西海岸から訪れた観光客は約52万人で2019年6月から15%増加、東海岸からは約24万人で3%の増加ということで、住民の印象としてはすでにパンデミック前より増えていると感じていて、ワイキキの人混みを避けて生活する場所へと溢れ出てこようとしていると言います。
現時点での観光客数は多すぎるというのが大半の意見で、まずは違法なバケーションレンタルの摘発から着手し、観光客の移動手段の車利用を制限する、自然資源の保護の責任を利用者に負わせるための観光料金徴取などを計画していくということです。
また、「ポジティブな影響を環境に与える観光客」を誘致するためのマーケティング施策を開発して実施することも計画されています。
日本を含むアジアやヨーロッパからの観光がまだ再開されていない段階でのこの現状は、明らかにコロナ以前とコロナ以後ではベースが変わるのだろうということを示しているようですね。
良い方向に進んでいくことを願いますね。
ホノルル スター アドバタイザーの元記事です。
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コメント
コメント一覧 (6)
コロナ禍で、日本人が渡ハ出来ない期間に、どんどん事態が激変していることに心配・・いや、がっかりさせられています。悪化する治安、高騰する物価、観光客に対する規制、もう今までのような楽しみ方は出来なくなってしまうのかと思うと、あんなに(年に2度も)通っていたハワイに対する愛も、最近はすっかり冷めてきてしまっています。
こんな気持ちなのは私だけでしょうか?ハワイロスで心が病んでいるかもしれませんね。(以前は、渡ハする時は、"ワイキキ診療所に療養に行ってくる"って言っていた私です笑笑)
求めず与えるお金待ちは歓迎やけどな
ありがとうございます!!
世界の扉が開かれたら、ある程度は元に戻るとは思いますが、
基本の考え方は変わっていくのでしょうね。
良い方にバランスがとられることを願います。
今、この不完全な時には行かない方が良いと思いますが、どのタイミングが良いのか悩ましいですね。
でも、再び彼の地に立ったらまた熱が出ちゃうと思いますね〜〜
ただ、今までのように気軽に帰ったり、アクティブに活動できなくなったりするのでしょうか!?
何だか色々と制限や制約が出てきそうで、それが、とても心配です…。
もう、昔のハワイじゃあなくなるのかなぁ…。
だったら、悲しいです。
今の状態がずっと続くとは思いませんが、コロナ前よりはコントロールされるようになるでしょう。
ただ、普通に旅行はできるように今の本土バブルは収まると思ってます。