
パリハイウェイでカイルアへ向かう途中に寄ってみたいところ。
ヌアヌ・パリ展望台です。
当時は無料だった駐車場が、現在は有料になっているそうです。
3ドルだったかな? 自販機でシートを出して、ダッシュボードに置いとくタイプのようです。

ウインドワード方面を見下ろす絶景が眺められる、とても素晴らしい場所です。
そして、歴史で見るとハワイ統一の際の最大の戦場でもあります。
1795年に西から攻め入ったカメハメハ王軍がオアフ軍をこの断崖まで追い詰めて、断固として降伏をしなかったオアフ軍兵士が何百人もこの断崖から飛び降りたそうです。
ずっと後で崖の下の道路工事を行った時に800を超える人骨が出土しました。
そのようなことから、とても強い霊気が集まった場所とされていて、その霊気は人によってポジティブにもネガティブにも働くようです。
中にはここにくるだけで頭痛がしたり気分が悪くなる人もいるといいます。

カイルアの町が一望なのですが、風がとっても強いので帽子とか飛ばされないようにね。
ヌアヌとは「涼しくて高い場所」パリとは「崖」という意味なのだそうです。
914mの標高は、ワイキキとは5℃違うらしいですよ。

ヌアヌ・パリの展望台へ向かう途中の脇道です。

その脇道から森の中に入っていきます。
この辺り、ヌアヌの森はその昔に天の神さまが地上に降りてきて住処としたと言われる神聖なパワースポットだそうです。
まだ行ったことはないのですが、この先のせせらぎには小さな滝が折り重なったルアカハの滝があるそうで、その場所でエマ王妃が沐浴をしていたのだそうです。
トレッキングしてみたいですね〜。

森の中を歩いていくと、このような廃墟が現れます。
かつての、カメハメハ三世のサマーパレスです。
この一帯は、さらに遠い昔に癒しの森としてカフナ達が傷ついたり病に倒れた人を治療したヘイアウがあった場所だそうで、カメハメハ大王のオアフ侵攻の時に傷病兵を癒した場所でもあります。
そのような神聖な場所だから王家の避暑地としたのでしょうね。

1845年に建てられ、カメハメハ三世が王妃カラマと過ごしたこの「カニアカププ」はネイティブハワイアンにとっては1、2を争う重要な建造物なのだそうです。
私たちが訪れた当時は規制はなかったのですが、2016年に落書きが見つかってその後も繰り返し発見されたことから、一般の立ち入りが禁止となってしまいました。
特別に許可を受けた人だけしか訪れることができないようです。
バカやアホはどこにでも居るのですね。
現在はバリアで覆う工事が進められているとのことです。
自然の姿でいられないのはとても悲しいことです。
本当にもったいない・・・。
Nu'uanu Pali Lookout
https://www.gohawaii.jp/islands/oahu/regions/windward-coast/nuuanu-pali-lookout
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コメント
コメント一覧 (6)
大好きなカイルアの街を、展望台から見てみたいです。
それにしても、不届き者は 世界中にいるんですね。
そんな奴らのために、不自由な思いをさせられるなんて許せない!
いつも、スケジュールは過密気味ですが😁、調整したら行けるかのなぁ 🌴
あ~、本当に早く帰りたい 🌴
青い空と海、ギラギラと照りつける太陽、あの空気、トロピカルな香り…、本当に堪らないです 🌴 🏖️
飛んでいきそうなくらい風のキツいところなのですが、
とっても景色が良いです。
ここから下までトレッキングで降りることもできます。
ちょっとハードなコースぽいですが。
ハワイの歴史も学べて最高の写真です。
日本では絶対に味わえない雰囲気、、
羨ましいです~
本当に歴史を感じる場所です。
ヌアヌのあたりは歴史を知ると面白いし、怪談話も面白いです。
ナイト マーチャーやな